2017年05月05日

パステル講習会in愛知

愛知県の『ほの国百貨店』さんで今月3日より展覧会が始まるとお知らせさせていただきましたが、今月28日(日)、ナント!
出張でパステルの講座をさせていただきます。
場所は愛知県にある『セントラル画材本店 』さんです。
詳細チラシ↓コチラをご覧ください。
http://www.central-gazai.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/ed59f5f5ed79d73f00d613c54c126c9f.pdf
パステルと木炭を使って、バレエシューズを描きます。
お席に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
◆お問合わせ・お申し込みは 『 nishimura@central-gazai.co.jp 』へ
TEL:052-951-8998
私が描いた作品はセントラル画材さんに展示されていると思います。
お近くでご興味がある方は是非、ほの国百貨店さんでの展示と共に観ていただければと思います。
愛知県に行くのは愛知万博の時以来です。楽しみです(o^^o)
あ、あと近況をまとめて自分のブログを更新しました。
http://ikuyo.sblo.jp/article/179630601.html
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大谷郁代 パステル講習会《バレエシューズを描く》
◆日時:5月28日(日) 10:30〜12:30/13:30〜16:30
◆会場:セントラル画材本店 6F
愛知県名古屋市東区泉1-13-25
地下鉄桜通線・名城線【久屋大通駅】下車 1A出口北へ3分 2本目の通り 1つ目の信号を渡って 右折スグ
http://www.central-gazai.co.jp/archives/5585/
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『若手女流作家展』

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◆会場:ほの国百貨店
愛知県豊橋市駅前大通2丁目10番地
7階美術画廊/TEL:0532-54-1211(代表)
◆日時:5月3日(水)〜9日(火)
営業時間/全館 10時⇒18時30分(最終日は午後4時閉場)
http://honokuni-dept.jp/event_calendar/index.php
どうぞよろしくお願いします。
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開催中↓
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講習会、大阪では6月と9月にございます。
花見(さくら)サクラアートサロン花見(さくら)

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6月はインコのユキちゃんとティーカップを描きます。
http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/20170610_2.pdf

http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/artbase201703-07.pdf

どうぞよろしくお願いします。
posted by Ikuyo at 22:46| 講習会

2017年05月02日

5月展覧会目白押し

GWですね、展覧会も目白押しです。
5月3日(水)〜9日(火)ほの国百貨店で『若手女流作家展』が始まります。

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DMに私の作品を使ってくださいましたにこにこ
「ほの国百貨店」は愛知県豊橋市にある百貨店さんです。
住所は駅前大通2丁目10番地 7階美術画廊/TEL:0532-54-1211(代表)
営業時間/全館 10時⇒18時30分(最終日は午後4時閉場)
http://honokuni-dept.jp/event_calendar/index.php
お近くの方がいらっしゃれば、どうぞよろしくお願いします。

そしてコチラの展覧会、始まってます。初日に行ってきました顔1(うれしいカオ)

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皆さまどうぞよろしくお願いします。
【五月の風−昭和会入選作家選抜展−】
会期:2017年4月26日(水)〜5月7日(日)・会期中無休
http://www.nichido-garo.co.jp/sp/exhibition/2017/04/post-369.html
時間:午前10時〜午後7時(土曜、日曜、祝日は午後11時〜午後6時)
会場:日動画廊本店
住所:東京都中央区銀座5-3-16Tel:03-3571-2553
http://www.nichido-garo.co.jp

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そして、本日2日(火)最終日となった【第5回『京宵展』】
(会場:京都美術倶楽部(『創と造2017』京都会場と併催))

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ご来場くださいました方々、ありがとうございました。

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「五月の風」展が始まるということで、東京に行きました。
せっかく東京に行くならと、綿密な1日のスケジュールを立てましたきらきら
星2️ミュシャ展(国立新美術館)

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星2️草間彌生展(国立新美術館)

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星2️ホキ美術館大賞展とスモールコレクション展(ホキ美術館)

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星2️挿絵原画展(ギャラリー和田)
星2️彩樹会展(彩鳳堂画廊)
星2️五月の会展(日動画廊)(星2出品中星2)
朝からあちこち動き回って、良い感じで観て回れました。

ミュシャのスラヴ叙事詩、ほんと壮大で観られて良かったです。ホキ美術館大賞展には知り合いも多数出品していて、刺激をもらいましたし、スモールコレクションでは野田先生の新作も観られました。美術館カフェのランチもめっちゃ美味しかったです

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知り合いの作家さん方の展示でも色々話して勉強になりました。

2017年04月20日

五月の風と京宵展のお知らせ

展示会期も近づいてきました!

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【五月の風−昭和会入選作家選抜展−】
会期:2017年4月26日(水)〜5月7日(日)・会期中無休

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五月の風 ‐昭和会入選作家選抜展‐のご案内を申し上げます。
さわやかな季節を迎えました。日動画廊では「五月の風〜昭和会入選作家選抜展〜」を開催いたします。
先日第52回展を終えました「昭和会展」は、皆さまご存知の通り、新人発掘と育成のための日動画廊主催の公募展です。毎年優秀な作家たちが誕生してゆくことは、私どもにとって喜びでございますが、一方で惜しくも入賞は逃したものの、その後いかような制作に励まれていらっしゃるであろうかと、思い出される作家も多くおられます。そこで、過去10年ほどの入選作家の中から、15名を選抜、発表していただくことにいたしました。入選時から現在に至る研鑽の成果を、存分に発揮していただけるものと、期待しております。
どうぞ皆様の応援をよろしくお願いいたします。 (日動画廊HP案内文より転載)
http://www.nichido-garo.co.jp/sp/exhibition/2017/04/post-369.html
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私は15号〜4号までの作品を計3点出品予定です。
画像はそのうちの出品作『時間の音』M8号(紙にパステル,木炭)です。
(※画像はフィルター効果で色合いは実物と異なります)
在廊予定は特に決まっていませんが、初日26日の、夕方ごろになるかな…に、ちょっと行けたらいいなぁと考えていますにこにこ
皆さまどうぞよろしくお願いします。

時間:午前10時〜午後7時(土曜、日曜、祝日は午後11時〜午後6時)
会場:日動画廊本店
住所:東京都中央区銀座5-3-16Tel:03-3571-2553
http://www.nichido-garo.co.jp

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【第5回『京宵展』】
会期:2017年4月30日(日)〜5月2日(火)

私は10号作品を1点を出品予定です。
縦でバレリーナを描いています。まだ完成してませんが(^_^;)…良い絵にしますにこにこ
開場時間:午前10時〜午後5時(入場は午後4時30分まで)
会場:京都美術倶楽部(『創と造2017』京都会場と併催)
京都市東山区新門前通東大路西入る
TEL:075-551-1146(代表)
地下鉄東西線・東山駅下車 南へ徒歩5分
http://www.kyobi.or.jp/

なお、本展覧会の出品作品はご購入(入札方式)可能です。
詳しくは会場にて係員までお問い合わせください。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2017年03月10日

お知らせ3点あります(展覧会、講習会予定)

ご無沙汰しております。知らぬ間に春めいてきましたね。
お知らせが3点と、近況報告をさせていただきます。
まず、4月・5月の展覧会の予定2点。

【五月の風〜昭和会入選作家選抜展〜】
会期:2017年4月26日(水)〜5月7日(日)
午前10時〜午後7時(土曜、日曜、祝日は午後11時〜午後6時)
日動画廊本店
住所:東京都中央区銀座5-3-16Tel:03-3571-2553
http://www.nichido-garo.co.jp/sp/index.html
※私は作品3点ほど出品予定です。
昭和会展に出品させていただいたのはもう随分と前の事ですが、この度こういった企画をいただきました。
歴代の昭和会出品メンバーが力作を出品されることと思います。楽しみです(^_^)!
↓この作品が2013年第48回昭和会展に出品した50号の作品です。
『僕らが旅に出る理由』大谷郁代

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【第5回『京宵展』】
会期:2017年4月30日(日)〜5月2日(火)
午前10時〜午後5時
京都美術倶楽部(『創と造2017』と併催)
住所:京都市東山区新門前通梅本町263Tel:075-551-1146
http://www.kyobi.or.jp/
※私は10号作品を1点出品予定です。
京宵展は入札形式です。ドキドキします〜(^^;;
↓下の2点は以前京宵展に出品した10号の作品です。

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そして講習会のお知らせが1点。

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昨日3月9日より、新たに1日講習会「日曜アートセミナー」の募集が始まりました(^_^)
開催日は4月9日(日)、場所はサクラアートサロン大阪です。
木炭とパステルを使った講習会です。
どなたでもご参加いただけます。ご興味がある方は良かったら受講してみてください。(※募集定員を超えると抽選となります)
今回のテーマは
『 人物のいる空間表現ー豊かな陰影で描くvol.3ー 』 指導:大谷 郁代
花見(さくら)内容詳細はサクラアートサロン大阪Blogをご覧ください↓
http://blog.goo.ne.jp/art-salon/e/3153f77b7959484d44a8bb20c57d0d15
花見(さくら)本講座の内容・申込み用紙は下記PDFページをご覧ください↓
http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/20170409.pdf
お申込みは、FAX、郵送、Webから。
サクラアートサロンまでお気軽にお問い合わせください。
TEL:06-6292-7080 FAX:06-6292-7081
花見(さくら)Web申込みはコチラ↓のフォームから
https://ssl.form-mailer.jp/fms/750e36a2236098
よろしくお願いします。

それから近況報告…
最近は友人の演奏会『ふゆやまの宴–いよやかの郷 冬の演奏会–』に行ったり…
(場所星2いよやかの郷 http://www.iyoyaka.jp/
※スパンコロイドは以下↓のリンクの方々の編成バンドです。
星2たゆたう http://tayutau.info/tayusite/
星2Colloid http://dron-label.info/colloid/
星2スパン子 http://folkevise.net/spannko/ )

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あと、パン焼き機を手に入れたので、もっぱらパン作りに励んでいます。

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子どもの頃、家にはパン焼き機があり、よく活用していました。焼きたてパン一斤を兄弟でよくほじくって食べていた記憶があり、パンの焼ける香りがなんだか懐かしくて嬉しい気持ちになります。今もパンが焼けたら踊っています。

懐かしいと言えば、母校の工芸展にも行ってきました。

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工芸展は大阪市立工芸高等学校の在校生がその1年の制作成果を発表する場です。3年生にしたら卒展みたいなもの。
開学94年、不滅の工芸、懐かし過ぎる校舎、そして実習室。
蘇るデッサン、制作の日々。

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初心、忘れようもなく、今後も制作頑張ろうと思った次第です٩( 'ω' )و
ちなみにグスタボ磯江先輩も卒業生で、校長室入り口横にはポスターが。

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この帰り道、カルトンを肩に掛けて大体いつも大荷物で行き来していたことが懐かしいです。
工芸展に出すF100号キャンバス、担いでヒョコヒョコ歩いてたなぁ(´-`).。oO私の背丈よりも大きいので、石川五右衛門的人間凧な感じで、風に飛ばされながら歩いた思い出。
制服は常に木炭で薄汚れていたし、女子力はゼロだったけど毎日絵が描けて楽しかったです。

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あと、インコのユキちゃん、金魚さんたち、みんな元気に暮らしています。
そんな日々です。

2017年02月09日

大谷郁代パステル講習会

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パステル講習会の募集が始まりました(^_^)
どなたでもご参加いただけます。ご興味がある方は良かったら受講してみてください。
(※募集定員を超えると抽選となります)
私の制作方法をお教えします。

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「幸福な食卓」大谷郁代 M30号

この作品は参考までの画像で、当日の講習会では別の作品を描きます。(P15号サイズ)
描いている方法はパステルと木炭で同じです。
詳細はサクラアートサロンBlog↓
http://blog.goo.ne.jp/art-salon/e/6fc2450288f0ac3402cd1c25f97c61d8
『 ー 魅了する・・物語る絵画 - 彼女の情景 』 指導:大谷 郁代
http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/artbase201703-07.pdf
お申込みは、FAX、郵送、Webから。
サクラアートサロンまでお気軽にお問い合わせください。
TEL:06-6292-7080
Web予約はコチラ↓
https://ssl.form-mailer.jp/fms/53f798ce243378

大谷郁代過去作品は以下のページでもご覧になれます。↓
http://www.kaifineart.com/2015/12/ikuyo-ohtani.html
ホームページも全然手付かずになってしまいましたが…かろうじでこのBlogでお知らせしていくつもりです。
今年もちょこちょこと展覧会の機会をいただいておりますので、展示が近くなってきたらBlogも更新します(^-^;

では、どうぞよろしくお願いします〜
posted by Ikuyo at 02:26| 講習会

2017年01月25日

新年スタート「芸術新潮2月号」等、掲載お知らせ

2017年!明けてもうしばらくですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
ブログの更新、遅くなりました…
皆さま、旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
今年は喪中ということで、年賀状を下さった方々には、松の内過ぎたら寒中お見舞いを送らせていただこうと思っていたのですが…個展が終わって年末から現在まで怒涛の〆切でして…遅くなって申し訳ございません。そして年末の多忙にかまけて、前もって喪中の為、新年の挨拶を遠慮させていただく旨の通知を送らず、申し訳ございません。
今年も制作、頑張っていきたいと思います。こんな具合ではございますが、良かったらどうぞよろしくお願いします。

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早速ですがお知らせです。
本日25日発売、芸術新潮2月号に載せていただきました!
個展やアトリエでの取材、作品図版などを記事にしていただきました。
パステルという画材や創作活動について色々と話しました。家に来てもらった時に愛鳥ユキちゃんのこと紹介していたら、そのことも書いてくれていました〜
丸々1ページ掲載です。有り難いです(≧∇≦)
芸術新潮 | 新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/
大特集は「春日大社、神の森と至宝と祭り」、第2特集は今月21日から都美館で特別展示が始まっている、「王たちの画家、画家たちの王、ティツィアーノを堪能する」
芸術新潮さんは毎号とにかく図版が大きくて綺麗!作品部分を見開きで載せていたり、「西洋版"画狂老人"ティツィアーノの順風満帆人生」と題し、コミカルなイラストで偉人らしい面白エピソード付き年表まとめなど、見どころ満載の内容です。角田光代さん・河野さん夫婦の「もう一杯だけ呑んで帰ろう。」など読みものも楽しいです。今回はASKAさんの音楽について書かれていました。
良かったらどうぞよろしくお願いします!

それからあと2点。
昨年末の私の個展について、展覧会評を作品画像とともに掲載いただきました!

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ビジョン企画出版社さんの「美じょん新報1月20日発行号」に先月の個展を記事に載せていただきました。
同時期に銀座で開催していた本木さんや木原さん、今井さんや志水さんの個展の記事も。
私の個展への評は想いとは違っていましたが、お忙しい中、会場に足を運んでじっくり作品を観てくださって感謝ですし、こうやって取り上げていただき、また掲載誌を送っていただき、有り難い限りです!
益々の発奮となり制作にも力が入ります。ビジョンさん、ありがとうございました。
http://www.vision-pp.co.jp/publishing/shinpou/index.html

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それから、今月20日発売の月刊美術2月号に、ちょこっとですが、先月の日本橋三越さんでの大谷郁代展についての記事が画像付きで載せていただきました。
http://www.gekkanbijutsu.co.jp/
今月の巻頭特集は『世界をアッと言わせる、手わざとカタチ!!「超・立体」アートとしての最新工芸』新春特集は『アトリエから語る 画家・今年の抱負』です。
どうぞよろしくお願いします(^_^)☆

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木炭で描画中の制作風景です。
もうちょっと描いたらパステルをのせていきます↑
描き方にご興味がある方がいらっしゃいましたら、サクラアートサロンにて講座をするので、是非お申し込み下さいませ。
http://www.craypas.com/artsalon/index.html
花見(さくら)サクラアートサロン花見(さくら)
〒530-0015
大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル1階(北別館)
TEL 06-6292-7080 FAX 06-6292-7081・地下鉄谷町線「中崎町」より徒歩約6分 ・地下鉄御堂筋線、阪急「梅田」、JR「大阪」より徒歩約13分
下指差し講座日、内容など下指差し
・アートベース
http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/artbase201703-07.pdf
・日曜アートセミナー
http://www.craypas.com/artsalon/01osaka/pdf/sundayart_2017kamiki.pdf

このあとパステルを乗せると…↓
こんな感じで最近描いています(^_^)

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↑パステルの色味を楽しく使った画面にしたいと描きました。
山盛りベリーのショートケーキケーキ、美味しく描けたと思います(笑)
タイトルは「The Unbirthday Song」F6号、紙に木炭、パステル、です。
ちなみにアニメ映画「不思議の国のアリス」、3月ウサギといかれ帽子屋のお茶会の場面で歌われてた歌のタイトルです。
『何でもない日、万歳!〜♫』歌が頭の中グルグル回ります。
YouTubeでタイトル「お誕生日じゃない日のうた」で検索すると聴けます。ご興味ありましたらご拝聴ください。

お知らせ目白押しでしたm(_ _)m乱文失礼しました。
取り急ぎお知らせまでに。
まだ絵が出来ていないので、制作頑張ります!
それではまた!
posted by Ikuyo at 22:39| Book

2016年12月20日

個展終了後の御礼とご報告

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「軽さと重さ」大谷郁代
サイズ:60.6×182cm
(右「軽さ」左「重さ」)
パステル、木炭/パネルに紙

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2016年12月13日、「大谷郁代展ーパステル・軽さと重さー」が終了しました。
この度の個展に来て下さった皆さま、これまで応援していただいた皆さま、誠にありがとうございました。
家に帰ってきてバタバタとして、もう20日となってしまい、あれよあれよと年末スピードについていけずに、御礼が遅れてしまいました。申し訳ございません。
お礼状の作成もまだ出来ていません。ごめんなさい平謝り‍♀️

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飾り付けの日から始まり、片付けの最終日まで、とにかく様々な方々に支えられて、この展示が行えました。
結果的にたくさんの方に観に来ていただき、そしてご好評いただき本当に感謝です。
観に来て下さったお客様、展覧会を支えて下さった日本橋三越の方々、友人、先輩、後輩、お世話になっているギャラリーの方々、関係者の方々、出品作品制作にご協力いただいたモデルさんや建物の方々、DMの設置や個展の宣伝にご協力いただいた皆さま、
個展会場に華やかで素敵なお花を贈って下さった皆さま、様々な形で応援していただいている皆さま…
誠にありがとうございました。
差し入れの品々で年末年始豊かに暮らせそうです(笑)
お菓子大好きなので、めっちゃ嬉しいです。ありがとうございましたにこにこ
また私のインコ愛を思って、鳥の置物(メモなどを口元に挟める)も大学の先輩から頂きました(*´꒳`*)

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「YUKI」大谷郁代
F3号 パステル、木炭/パネルに紙

今回の個展では、最初に載せた「軽さと重さ」もそうですし、インコのユキちゃんをモデルとして描いた作品も展示させていただきました。

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いただいた鳥の置物、ひとまずアトリエに飾っています↑(右の鳥籠の中)
めっちゃかわいい目がハート

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今回のテーマ、「軽さと重さ」
これまでの個展前ブログの記事で長々と書きましたが、とにかく興味深いテーマで考えて尽きることのない、またまだまだ描ききることなど畏れ多いテーマでしたが、踏ん張って今の力で取り組みました。
テーマで1枚につなげたものをそれぞれ、「軽さ」と「重さ」の2枚に分けて展示する想定で、更に1枚でも絵になる構図を考え、苦しみ、楽しみながら制作しました。

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『重さー軽さという対立はあらゆる対立の中でもっともミステリアスで、もっとも多義的だということである。』
このテーマ「軽さと重さ」は「存在の耐えられない軽さ」(著:ミラン・クンデラ)からインスピレーションを受けていますが、物語の最終的な結末、「悲しみと幸福」について、自分なりに描いたのが右の絵です。↑
本文『悲しみは状態であり、幸福は内容であった。…』という箇所は今までの流れからそこに至ることを思うと本当に感じ入るところで、そういった絵を描きたいと思って描きました。
このことについて、最終日の会場にいらっしゃった哲学者の方とお話出来たこと、とても嬉しかったです。
左の「私が見たもの彼女が見ていたもの」(S4号)とともに、それぞれの視点や想い、人間の幸福、幸せとは何かということも描き尽きないテーマだなぁと思いながら色々お話しました。
こういった出会い、自分の絵から人に想いがちょっとでも伝わった瞬間に立ち会えること、それは展覧会会場にいる醍醐味だと思いました。この絵はギリギリまで描いて、飾り付けの日に手持ちで持っていって飾ったので、頑張って報われた想いもありました。嬉しかったです。
今回の個展では、「秘密の心臓」「悪の道化師」(著:アメリア・カヘーニ)の装幀画などの展示もあり、小説と絵画、物語と絵画、パステルという画材、絵画と色彩、軽さと重さなどの哲学的テーマ、盛りだくさんで臨みました。
モチーフも多岐にわたり、今回個展では初の静物の絵も展示しました。静物といっても私の絵画の物語の世界観で、使っていた人の時間を物語るようなトゥシューズやバイオリンを描きました。今後も色々アンティークモチーフも描いていきたいと考えています。
「シュガーレス・ガール」の対で「シュガーレス・ボーイ」というのも。男性モデルの展示も久方ぶりです。座り位置は実際のカフェの対面の席です。
好奇心に遊び心や探究心、うまくいったりいかなかったり、色々含めて大変実り多いものとなったことは、これから描く作品を観てもらって感じていただけたら嬉しいです。
もぉーますます、頑張ります!(*≧∀≦*)
稚拙で言葉足らずですが、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さま、ありがとうございました!!

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ちょっと早いですがメリークリスマスクリスマスツリー
お身体に気をつけて。良いお年を!
来月の25日発売の美術雑誌でちょっと紹介をしていただけることになってます。
また発売しましたらお知らせさせていただきます。
来年もどうぞよろしくお願いします(^O^)






2016年11月25日

アートコレクターズ12月号発売・個展もうすぐ!

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本日25日発売・月刊アートコレクターズ(2016.12月号)にて、個展の案内をしていただいております。
『Museum・Department・Gallery展覧会ガイド11月〜12月』のページです。
どうぞよろしくお願いします!
ご掲載いただきました生活の友社さん!ありがとうございました!!

星2️月刊アートコレクターズ
http://www.tomosha.com/collectors/

あったかいココアが美味しい季節になりましたね〜
いよいよ大詰め!頑張ります(^-^)/

【 大谷郁代展 ー パステル・軽さと重さー】
会期:2016年12月7日(水)〜13日(火)
午前10時30分開店〜午後7時30分閉店
最終日は午後5時閉場
※カジュアルレセプションパーティー:12月7日(水)17:30〜
会場:日本橋三越本店 本館6階美術画廊 美術サロン
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/schedule.html

⇩個展の内容、テーマなどについては過去ブログをご覧ください。
『個展のDMが出来上がりました!』
http://ikuyo.sblo.jp/article/177535654.html
『個展間近。個展についてなど…』
http://ikuyo.sblo.jp/article/177715078.html
posted by Ikuyo at 12:44| Book

2016年11月18日

個展間近。個展についてなど…

もう18日!個展間近になってきました。

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この作品はまだ制作途中です⇧
会場で是非完成した作品をご覧いただきたいと思います。
今回の個展のテーマ「軽さと重さ」ですが、「存在の耐えられない軽さ」(著:ミラン・クンデラ)の「第7部 カレーニンの微笑」より、「微笑」と作品タイトルをつけようと考えています。(←訂正しました12月2日。)
「カレーニンの微笑」というタイトルをすでに他の作品につけて、三越さんに送っていました〜σ^_^;
もちろん、その作品も出品します(^_^)よろしくお願いします。

この小説は章によって登場人物それぞれの視点で描かれていて、それにより時間が行ったり来たりしているのですが、これは最終章であり肝心なところでもあります。
カレーニンとは主人公トマーシュが妻テレザに与えた雌犬です。テレザは浮気性なトマーシュのせいで彼女が元々持ってる嫉妬深い気性を更に激化させていくのですが、雌犬カレーニンによって大分癒されます。またカレーニンを通じてテレザという女性、また軽さと重さの問題を考えさせられるのです。『テレザは心と身体の和解しがたい二重性、すなわち人間の基本的経験を冷酷に白日のもとにさらす状況の中から生み出された』女性です。嫉妬はトマーシュに向けられますが、彼女は彼女自身と闘っているのが読み取れます。それはトマーシュにしても不倫相手の画家サビナにしてもそのまた不倫相手のフランツにしてもそうなのです。幸せの形は自分自身の宿命との闘いなのだと思いました。

“わたしにとって世界はとても重いのに、あなたにはごく軽いのね。わたし、その存在に耐えられないの”

『荷物が重ければ重いほど、それだけ私たちの人生は大地に近くなり、ますます現実に、そして真実になるのである。』

“あなたの人生で出会った不運はみんな私のせいなの。私のせいで、あなたはこんなところまで来てしまったの。こんな低いところに、これ以上行けない低いところに”

このトマーシュとテレザの夫婦の間には子どもはいません。カレーニンは子ども以上でした。トマーシュには前妻との間にシモンという息子がいるのだけれど、これがまた、トマーシュは彼の存在をあまり気にも留めないような感じで、息子シモンは父親に会いたいと、『母親と18歳まで一緒に住み、高校を卒業したあと大学で学ぶためプラハへ行った。この頃トマーシュは窓を洗っていた。シモンは通りで偶然会えるように、何度も父親を待った。しかし、父親は彼と話すために立ち止まることはなかった。』(P342)『僕は自分の人生と息子の人生がけっして触れ合わないように努めてきた。』(P385)という切ない設定なのです。
そして物語はその後やっと交わっていくような矢先で…
「プラハの春」という歴史的事件の後、ソ連はチェコに侵攻。行動や言論の自由が失われていく社会背景も物語に陰鬱とした不安を横たわらせています。

この人間劇のなかで、何とも愛情豊かに克明に描写されている雌犬カレーニンの最後。動物は楽園から追い出されていないものであり、ゆえに天国の住人であるということだそうです。

『創世記の冒頭に、神は鳥や魚や獣の支配をまかせるために人を創造されたと、書かれている。もちろん創世記を書いたのは人間で、馬ではない。神が本当に人間に他の生き物を支配するようにまかせたのかどうかはまったく定かではない。(中略)そう。鹿なり牛を殺す権利というものは、どんなに血なまぐさい戦争の時でさえ、全人類が友好的に一致できる唯一のものなのである。』(P357〜)

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愛鳥ユキちゃんを眺めながら、色々と思うところがあります。
ちなみに鳥は恐竜の末裔です。めちゃくちゃ賢いです。

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そして、以前に賞をいただいたシェルや母校のHPで12月の個展の案内をのせていただきました(^_^)
星2️昭和シェル石油HP⇩
http://www.showa-shell.co.jp/enjoy/art/showindividual.html
星2️広島市立大学芸術学部油絵専攻HP⇩
http://www.aburae.art.hiroshima-cu.ac.jp/index.html
お世話になった出版社さんも個展の案内をしてくださいました(^_^)
個展ではアンセムシリーズの原画も展示する予定です。
星2️チャイコの本 ブログ⇩
http://nuekoballet.jugem.jp/?eid=142

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あと、友人たちからDMを母校(大阪市立工芸高校)の掲示板に貼ってくれたり、お店に置いてくれたりしたという画像メールがきて、ありがたい限りです(≧∇≦)ありがとうございます。

久しぶりに美術科の掲示板がわりになってる廊下の壁を見て、高校時代常に、面白い展示はないか美術館の招待券はないかと探してたなぁーと懐かしくなりました。
DMを置いてくれてる友人のお店は代々木上原駅から徒歩3分のカーサヴェッキアというイタリアンレストランです。
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13001836/

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画像のとおり、お店の雰囲気もすごく良くて、シェフをはじめ働く人たちも素敵だし、料理はモチロンとびっきり美味しいです。
東京近郊にいらっしゃる方は是非行ってみてください(^-^)/私のDMもあるし!画像を見たらティツィアーノの割引券も置いてあるっぽいし(笑)
皆さま、どうぞよろしくお願いします。

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【 大谷郁代展 ー パステル・軽さと重さー】
会期:2016年12月7日(水)〜13日(火)
午前10時30分開店〜午後7時30分閉店
最終日は午後5時閉場
※カジュアルレセプションパーティー:12月7日(水)17:30〜
会場:日本橋三越本店 本館6階美術画廊 美術サロン
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/schedule.html
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『存在の耐えられない軽さ』著:ミラン・クンデラ 訳:千野栄一 (集英社文庫)
第1部 軽さと重さ

永劫回帰という神話を裏返せば、一度で永久に消えて、もどってくることのない人生というものは、影に似た、重さのない、前もって死んでいるものであり、それが恐ろしく、美しく、崇高であっても、その恐ろしさ、崇高さ、美しさは、無意味なものである。P6

われわれの人生の一瞬一瞬が限りなく繰り返されるのであれば、われわれは十字架の上のキリストのように永遠というものに釘づけにされていることになる。このような想像は恐ろしい。永劫回帰の世界ではわれわれの一つ一つの動きに耐えがたい責任の重さがある。これがニーチェが永劫回帰という考えをもっとも重い荷物(das schwerste Gewicht)と呼んだ理由である。P8
もし永劫回帰が最大の重荷であるとすれば、われわれの人生というものはその状況の下では素晴らしい軽さとして現れうるのである。
だが重さは本当に恐ろしいことで、軽さは素晴らしいことであろうか?
中略)もっとも重い荷物というものはすなわち、同時にもっとも充実した人生の姿なのである。重荷が重ければ重いほど、われわれの人生は地面に近くなり、いっそう現実的なものとなり、より真実味を帯びてくる。
それに反して重荷がまったく欠けていると、人間は空気よりも軽くなり、空中に舞い上がり、地面や、地上の存在から遠ざかり、半ば現実感を失い、その動きは自由であると同様に無意味になる。
そこでわれわれは何を選ぶべきであろうか?重さか、あるいは、軽さか?
この問題を提出したのは西暦前6世紀のパルメニデース(前500頃ー?ギリシアの哲学者)である。彼は全世界が2つの極に二分されていると見た。光ー闇、細かさー粗さ、暖かさー寒さ、存在ー非存在。この対立の一方の極はパルメニデースにとって肯定的なものであり、(光、細かさ、暖かさ、存在)、一方は否定的なものである。このように肯定と否定の極へ分けることはわれわれには子供っぽいくらい容易にみえる。ただ1つの場合を除いて。軽さと重さでは、どちらが肯定的なのであろうか?
パルメニデースは答えた。軽さが肯定的で、重さが否定的だと。
正しいかどうか?それが問題だ。確かなことはただ1つ、重さー軽さという対立はあらゆる対立の中でもっともミステリアスで、もっとも多義的だということである。P9ー10

パルメニデースとは違ってベートーベンにとって重さは何か肯定的なものであった。“Der schwer gefasste Entschluss ”(苦しい決断の末)は運命の声(“es muss sein”)と結ばれていて、重さ、必要性、価値は内部で相互に結ばれている3つの概念であり、必要なものは重さであり、重さのあるものだけが価値を持つのである。P46

2016年11月04日

2016年個展のDMが出来上がりました!

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個展もそろそろ間近となり、DMも出来上がったと三越さんからお知らせいただきました!

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「心と身体」M30号 大谷郁代
紙にパステル、木炭2016年制作
(2016年個展出品予定作品)

【 大谷郁代展 ー パステル・軽さと重さー】
会期:2016年12月7日(水)〜13日(火)
午前10時30分開店〜午後7時30分閉店
最終日は午後5時閉場
※カジュアルレセプションパーティー:12月7日(水)17:30〜
会場:日本橋三越本店 本館6階美術画廊 美術サロン
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/info01.html

DMの発送は会期1週間前ぐらいとなるかもしれません。
なるだけ早く送りたいですが、制作に追われ、申し訳ございません(>_<)

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紹介文にも書いていただきましたが、今回の個展のテーマは存在の「軽さと重さ」です。
存在とそのリアリティーについては常日頃考えていることなのですが、数年前から読み返している「存在の耐えられない軽さ」(著:ミランクンデラ)という小説には大いにインスピレーションをいただきました。「20世紀恋愛小説の最高傑作」と呼ばれる本作ですが、内容は哲学的な示唆に溢れ、人生とは何か、人間とは何か、この世界とは何か、考えに考えさせられることばかりです。普通一般的に重い存在というのは崇高で、軽い存在とは程度の低い陳腐という印象があるかもしれませんが、この小説を読んでいると、価値が逆転したり、どちらが良いのか分からなくなります。良い、悪いの問題ではありませんが、自分の存在、自分の人生を考えるのにもってこいの物語です。
随分と前に映画で観ていましたが、数年前もう一度気になりだして小説を読みました。映画を観たのは高校生か大学生ぐらいの頃だったので、色々全然分かってなかったなぁと改めて思いました。
「本書はチェコ出身の現代ヨーロッパ最大の作家ミラン・クンデラが、パリ亡命時代に発表、たちまち全世界を興奮の渦に巻き込んだ、衝撃作。「プラハの春」とその凋落の時代を背景に、ドン・ファンで優秀な外科医トマーシュと田舎娘テレザ、奔放な画家サビナが辿る、愛の悲劇ー。たった一回限りの人生の、かぎりない軽さは、本当に耐えがたいのだろうか?甘美にして哀切。究極の恋愛小説。」(裏表紙の筋書きより)
“悲しみは形態であり、幸福は内容であった。幸福が悲しみの空間をも満たした。“
終盤のこの言葉にはジーンとしました。
気になった方はAmazonでも買えるので、是非どうぞ。

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DMの絵のタイトルは目次「第2部 心と身体、第4部 心と身体」からいただいています。
展覧会のサブタイトル「軽さと重さ」は「第1部 軽さと重さ、第5部 軽さと重さ」からいただいています。この「軽さと重さ」は大作でも制作中です。なかなか面白い感じになってると思いますので、是非会場でご覧いただきたいです。

他にも「羊と鋼の森」(著:宮下奈都)からインスピレーションを受けて描いたのがこの作品!

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「美しい森」
F4号 大谷郁代(2016年個展出品予定作品)

この「羊と鋼の森」には自分が本気で画家になろうと決意した中学生のころの瑞々しい情熱の感覚を思い起こさせ、宮下さんの丁寧な美しい言葉の数々に心打たれました。
少女の「ピアノを食べて生きていくんだよ」(P.175)という言葉がありますが、私は「パステルと木炭を食べて生きていく」のかなぁ…実際、もう何年も舞い上がる粉を吸い込んで体に取り込んでしまっているので、意味は違いますがその通りかもしれません。

「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。」(P.125)
「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。」(P.224)
↓これは宮下さんが原民喜さんの言葉を引用したものですが、私は初めて読んで、この文の凛とした美しさに衝撃を受けました。私はこんな絵を描きたい!
「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」(P.57)

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「オルレアンの乙女」
S4号 大谷郁代(2016年個展出品予定作品)

また、今回の個展では今年出版された私が装幀の原画を描いた「秘密の心臓」「悪の道化師」(著:アメリア・カヘーニ)の作品も展示する予定です。
「悪の道化師」の装幀はトリミングしているので、原画は小説のカバーの絵の続きが描かれています。
お楽しみに(^_^)
小説に合わせて制作したので、普段の作風とは違いますが、個展の内容に幅が出ると思います。
書籍販売は全国書店、Amazonでも販売していますので、気になった方は読んでみてください。
出版されたころのブログ→http://ikuyo.sblo.jp/article/175045863.html

他の作品にも書ききれないこといっぱいですがとにかく制作しないと!
ますます、ヒートアップして頑張ります!
寒くなってきたので、皆様お身体に気をつけて〜
是非観に来て下さい(^_^)

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