2012年02月15日

バレエ!

待ちに待ったボリショイ・バレエ!
観てきました。

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兵庫県立芸術文化センターにて。
内装が木調でスッキリしていながらも温かみがあって素敵。2005年に出来た新しい施設なので、とても綺麗でした。
大ホールはぐるりと舞台を囲むように横にも上の階まで積み上がって客席がある、オペラなんかをするような感じで迫力があり、木調で統一されているので華美ではないですが、かっこいいホールでした。
折角なので奮発してS席を。1階Z2列11番という所でした。残念ながらそんなに近くではなかったですが、真正面で舞台全体が良く見えました。オペラグラスも持って行ってたので指先の動きから表情までしっかり、観れたので良かったです。
演目はバレエの代名詞とも言える作品「白鳥の湖」。

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「悪魔の呪いで白鳥にされた悲劇のオデット姫と、王子に愛を誓わせ、陥れる黒鳥の妖艶なオディールをひとりのバレリーナが踊り分ける。
さらに今回上演されるグリゴローヴィチ版は、舞踏会に集まる各国の王女たち(民族舞踊)もトゥシューズで踊り、ひとり王子が佇む姿が余韻とともに悲しい結末を示す。
1877年にこの作品を初演したボリショイならではの、一糸乱れぬ群舞も見逃せない。」

ど素人の私ですが、DeAGOSTINIから出ている隔週刊の「The Ballet バレエDVDコレクション」をよくよく見返して(第一巻はパリ・オペラ座バレエ団によるルドルフ・ヌレエフ振付「白鳥の湖」)マイムの意味するものなど解説もあわせてよく読んでおきました。
しかし実際は、そんなちょこまかした予備知識なんか不要なほど、ダンサーの全身による表現力、そして装置や照明などの効果、オーケストラによる繊細で美しい音楽、すべてが溶け合って、溢れる情感を否が応でも感じさせる圧倒的な感動でした。

映画「ブラック・スワン」でも一人のダンサーがオデットと悪魔の娘オディールを演じ分けることをポイントとしていたけど、このボリショイ・バレエでも二役を演じたスヴェトラーナ・ルンキナさんは見事でした。
映画ではピュアで気弱なニナが黒鳥を演じることで(また配役争いも含め)抑圧されていた人間の二面性や変身願望をえぐり出し、完璧を求めることで、壊れながら超絶な結末へと向かっていきましたが、
それほど全然違う大変な役なのだろうなぁ。
黒鳥の妖艶なことと言ったら! そりゃ誘惑されちゃうよーという美しい踊り。しかし寒気がするほど冷たい笑い。踊りの後のお辞儀がゾッとしました。
白鳥との誓いを破って、王子が黒鳥と「結婚します」とか言ってる時の窓の外で打ちひしがれた白鳥の踊りは、観客の胸を八つ裂きにするような悲しみが溢れていました。泣いてしまった。
どう見ても鳥としか思えないような動きで(関節どうなってんの?みたいな羽根の震わせ方とか)、湖の白鳥たちの群舞も凄かった。ほんと一糸乱れぬ踊り。
最後はブラボーの声と拍手が鳴りやまない、素晴らしい舞台でした。

兵庫県立芸術文化センターは “コンサートって堅苦しい”“何だか敷居が高くって”という人のために普及事業として、500円で聴ける1時間の「ワンコイン・コンサート」など、低料金で気軽に行けるコンサートを定期的に開催しているようです。大ホールでもやってるので、是非また行きたいなぁ〜と思います。
ホールの雰囲気からも何かワクワクして元気がもらえる気がする。おススメです。場所は阪急西宮北口駅からスグでした。
バックステージツアーなど、観るだけでない、参加交流型のイベントもあるみたい。

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神戸に行くならと、県立美術館も観てきました。
新たなシンボル「美かえる」くんがお出迎え。「感動確実。」

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解剖と変容 プルニーとゼマーンコヴァーの二人展とチェコ、アールブリュットの巨匠
http://www.artm.pref.hyogo.jp/

これも面白かったです。
ダーガーの作品も観れました。
コレクション展も良かったし、改めて小磯良平さんの作品に瑞々しさと発見を感じました。
色々言ってるとなんか長くなってきたので…

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何かこの感動はヒントになるなぁ〜と思い、ミュージアムショップで「小磯良平画文集 絵になる姿」という本を購入。
あと、ちょっと飲んで帰りたくなったので友人に電話。待っている間、本屋さんに寄って角田光代さんの「かなたの子」を購入。まだ全部は読めていませんが、面白そう。川上未映子さんの「すべて真夜中の恋人たち」も読みかけのところなので急がなくては。

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「かなたの子」の装画は諏訪敦さん。もう、ありとあらゆるメディアでひっぱりだこで、ご活躍が凄いですね。作品集「どうせなにもみえない」もものすごくたくさんの方が持っておられるようですし。
それにしても求龍堂さんの本はしっかりしていて品があって良いですね〜
(磯江さんのは美術出版社さんですが、これも素敵な画集でいつも眺めています。)
島村さんや磯江さんの画集に紛れ込ませて私の作品集も並べてみました(笑)。
26歳からの28歳までの作品です。まだまだですが、これはこれで、これが私なんですねぇ。
さぁ、これからです。どう転ぶか。
振り返れば素敵な作品集が出来るように。
ひたすらに頑張ります。

あ、私の作品集は瀧川画廊さんで販売しております。
お問い合わせはそちらまで。
http://www.takigawagarou.e-arc.jp/ootaniikuyo.html

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