2011年11月26日

現代作家リアリズム展終了とこの間行った展覧会

手がおばあちゃんみたいになってきました。
手足がガビガビに乾燥する季節に近づいてきました。

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Swan
大谷郁代
8号 パステル/紙

さて、11月23日(水)をもって「現代作家リアリズム展」は終了しました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。
そして近鉄阿倍野店美術画廊のスタッフの皆様、大変お世話になりました。
私は1日ふらっと訪れただけでちゃんとした在廊も出来ず、申し訳ありません。
たくさんの同時代の写実的なアプローチで制作されている作家さんの作品を一同に観ることが出来た、面白い展覧会でした。

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近鉄阿倍野はナント日本一の売り場面積、最大級の百貨店になるため、ただ今工事中です。
どんな感じに出来上がるのでしょう。大阪駅が新しくなって盛り上がっていますが、Q`sモールができたり、天王寺も賑やかになって楽しみですね。

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老松町の瀧川画廊2人展は引き続き本日26日(土)まで開催しております。
どうぞよろしくお願いします。

観たい展覧会がもうすぐ終了ということで、滑り込みで二つ展覧会に行ってきました。

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「ワシントン・ナショナルギャラリー展」
京都市美術館

ナショナルギャラリーが開館70年を迎え、西館の大規模改修に伴い作品の貸し出しが実現した展覧会です。ポスト印象派、フランス印象派の作家の作品が並んでいました。
9時の朝イチに入ったのですが、既にすごい来場者数でした。
まず、平安神宮に向かう往きのバスが乗車率を超えまくりのインドの列車並みにパンパンで、途中の停留所で待つ人を断るぐらいでしたから。
バスの中でつぶされながら三条から歩けば良かった…と後悔。
この時期の京都は観光客だらけでスゴイですね。この間の京都アートフェスティバルの際、2人展の相方、三木さんも京都にホテルが取れず、大阪に泊まって通ってたぐらいですから。

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カサットやベルト・モリゾの心くすぐる色彩表現の繊細さと大胆さが好きです。
展覧会図録表紙になっているカサットの《青いひじ掛け椅子の少女》もソファのビビットなピーコックブルーと散りばめられたピンクやグリーンの絶妙な模様が目を惹きます。
図録を買うと毎日先着(なくなり次第終了)で、ワシントン犬ビスケットが貰えます。
ちょっと嬉しい。
図版も見開きでカラーになっていて、片側ページは全面作品部分の拡大です。(原寸美術館みたいな感じ)ハードカバーでなかなか素敵な図録です。

忙しいと、なかなか出歩くのが億劫になりますが、観に行って良かったです。
「ギュスターヴ・カイユボットを観て欲しい」とこの間の京都の展示の時、来場者の方に言われ、『カイユボット…?』と思っていたのですが、作品を観て、「ああ!」っと。
今回の《スキフ》の構図やドラマティックな感じから『どっかで観たことある…』と思って調べてみると、あの印象的な《床の鉋かけ》の作者でした。この作品、好きです。
彼はしばしば無名の印象派として扱われたそうで、「自身を、そして仲間の画家たちまで支えうる財力に恵まれていたカイユボットは、生活のために絵を売る必要がなかった。結果として彼の作品の多くは家族や友人の所蔵にとどまり…」とあります。
しかし、弱冠28歳で起草した遺言状の大胆かつ美術をとりまく社会、同時代に生きた作家の作品の将来を見越した深い眼には、感服しました。
私はまだまだ自分の作品と将来で頭がいっぱいです。
後々評価される方はやはり精神の深みが違うなぁ。

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「岸田劉生展」
大阪市立美術館

同じ日に京都とハシゴで観たので(しかも制作で徹夜明け)ちょっとフラフラだったのもありますが、作品数の多さにビックリ。麗子の部屋に来たときにはかなりグッタリしてきてしまいました。
フライヤーにもあるように麗子勢ぞろいなのはモチロンですが、自画像も多数あり、風景や版画、日本画、絶筆となった書など、作風の遍歴も伺えて、とにかく盛りだくさんでした。
これで享年38歳。凄まじい。
私もそろそろお茶屋遊びを始めようかなぁ。
貧乏性なので常設も観て帰りました。でも中国の書とかはまだ分からないなぁ〜

眠さで、ところどころ移動中にフリーズしていましたが(店先で特に必要のない商品を持って30分ボーっとしたり)とにかく観に行って良かったです。
帰ってきて、自分の絵を観たらまたやる気と元気が出てきたので、描きだしました。
もうちょっとで完成。私のベルト・モリゾ。

今月もう一枚いけるかと思っていたけど、結局1か月1枚ペースに。
まずい。
来年の秋は大阪では2年ぶりに、瀧川画廊さんで個展です。
(マリア書房「現代の洋画23」の隅っコに春ごろの個展予定と記載されていますが、秋に変更しています。)
焦る気持ちもありますが、とにかく一枚一枚、しっかり描いていきます。
これが終わったら大きい絵を描きたいと思います。そのための取材も来月する予定。
お楽しみに。

久しぶりに日記を書くと、長くなりました。
ここまで読んで下さった方、また、「いつ更新するんだ…」とちょくちょく覘きに来て下さっている方、いつもありがとうございます。