2008年11月13日

アートマネジメント

お月様満月がきれいなぴかぴか(新しい)夜ですね。昨日は冬の足音とか何とか言ってましたが…日中も爽やかな天気でやっぱり秋なんですね。

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カキ狩りに行ったおじさんにいただきました。
ということで今日は秋らしく読んだ本の話。

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私の本棚です。
おもしろかった本はいっぱいあるのですが、一般的に読み易くアート業界について書かれている本、アートマネジメント方面で何冊かピックアップしてみました。
まずは
□猫も杓子も『アーティスト』と呼ばれる状態にもやもやしたものを感じている。
□アーティスト/クリエイター/職人(志望)である。
□アートっぽいものが好きだ。

ひとつでもあてはまったら必読です。  (本書帯より)

あてはまりましたか?笑
私はあてはまったので読みました。

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なぜ人はアーティストになりたがるのか?
「アーティスト症候群 ―アートと職人、クリエイターと芸能人 」
著者:大野 左紀子
とても読み易い文章で、立ち読みでかなりのところまで読んでしまいましたが面白かったので買いました。ズバッと、ナルホド!確かに。と思う的をついた飾らない言葉が並べられていてこの大野左紀子さんにもかなりの興味がわきました。ブログもとても面白いです。http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/

2冊目「芸術起業論」
著者:村上隆
一人の成功者としての「なりあがり」精神満載の手八丁口八丁本。自分の会社(工房)を作ったり、この人の周りを巻き込んでいく力は凄いなーそして強いなーと感心しました。あえて批判を受けるような刺激的な言葉を使って、だけどちゃんと経験をもとに理論立てて訴えているので印象に残る一冊だと思いました。
Miss Ko2の制作をした海洋堂の『ぼくが話しかけても、ずっと無言なんです。「はぁ」とか「ふぅ」とか、息のような声しか聞こえません(124ページ:ここの村上さんと海洋堂とのやり取りがプッと吹き出しちゃいます。)』だったボーメさんも原型師からアーティストデビュー、「村上さんとの出会いで運命が180度変わりました。」とのこと。
今月14日〜12月1日に名古屋パルコで「ボーメ〜アーティストデビュー10周年記念展〜」をしてるみたいですね。
村上さんと付き合いの深い小山登美夫さんの本「その絵、いくら?」も読み易く、ギャラリーやオークションについて、アートとお金について書かれています。

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3冊目「金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか」
ハンス・アビング 山本和弘訳
これは最近買った本で、まだ全部は読めていません。この本、気になってましたが立ち読みできないようにビニールに巻かれてて、結構高いし、どーしよーかなぁ〜と思ってたとこ、何人かの作家さんから勧められて買いました。
アーティストの構造的貧困、美術をめぐる矛盾を、具体的なエピソードをもとに分析しています。とても理論立っていて納得させられる部分がたくさんありました。
【金と名誉を手に入れるひと握りの「勝ち組」アーティストとバイトやパートナーが頼みの綱の膨大な「負け組」アーティスト
芸術を消費することでステータスを高める「上流階級」となんとなくそれを仰ぎ見る「下流階級」
この差は何だ!?芸術を媒介に明かされる格差社会のメカニズム】
(本書帯より)

長くなってきました。。。今日のところはここまで!
マクドのシナモンメルツを食べてまた制作がんばります。

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posted by Ikuyo at 03:02| Comment(2) | TrackBack(0) | Book
この記事へのコメント
いくよちゃん、こんばんは。
「大野 左紀子」という名前をどこかで聞いた事あるなあ、と思っていたら、予備校時代に非常勤講師として教えを受けたことがありました。芸大の彫刻科卒ということだし、たぶん同一人物だと思います。当時40代半ば?位だったと思いますが、歳の重ね方がとてもきれいな方でした。今度是非読ませてください。
Posted by 平八 at 2008年11月18日 23:05
コメントありがとう。
わーそぉなんや〜なんか大野さんへの親近感が増しました。
文章読んでると、結構みんなが思っていることをちゃんと整理して言葉にしてくれる人だなぁと思いました。
そんじゃ今度持ってきます。
Posted by Ikuyo at 2008年11月18日 23:45
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